UHD-300A 超音波振動式コアリングマシン

ガラスや石英など多種の脆性材に超音波振動を毎秒20,000回与えて丸穴加工、溝加工、外周加工などをチッピングを少なくきれいに加工する機械です。携帯用カバーガラスなど多目的に利用できます。

超音波振動の特徴

  • 毎秒20,000回の縦の微振動であり強制切削発熱を抑え加工材やツールへの切削負荷の低減となります
  • 切削抵抗の低減により同芯度、真円度、直進性が良い。加工側面の破砕層が小さく次工程での研磨加工性が良い。
  • 不良品率の低減によるメリットが大きい。工具摩擦が少ないため、工具寿命が伸びます。
装置位置決め精度 ±10μm(設置環境条件による)
X-Y位置決め精度 Max.250mm/sec.(15m/min.)
XY移動ストローク X軸:300mm Y軸:150mm
Z移動速度 Z軸:90mm
加工速度 0.01mm/sec.(0.16mm/sec.)
加工テーブル高さ 980±20mm
主軸駆動方式 インバータ駆動ACモータ(0.6kw)
主軸回転数 3,000rpm.(回転数変更可能 Max.5,000回転)
超音波振動 20,000Hz. 1,200W(消費電力1.70kw)
Z軸駆動方式 FANUCサーボモータ(0.75kw)
機械寸法 W1,500mmxL1,300mmxH2,100mm(本機のみ)
機械重量 2,000kg