MVC-630C マルチVカットマシン・マークⅡ(加工基準CCDカメラ認識タイプ)

 CCDカメラにてマーク又は穴を認識しVカットの加工基準とします。アルミ基板高速加工可能!

特徴

  • 基板に設けられたマーク又は穴を基準とする為、Vカットとパターンのズレがありません。
  • CCDカメラにてマーク又は穴を検出後、基板のθ補正を行い、Vカット加工を行います。
  • 投入リフタ上に段積みされた基板を吸着パッドにより加工位置に投入しワークチャックでチャッキングします。
  • ワークチャックで位置を決めた後、基板をクランプし、加工ヘッドが走行してVカット加工を行います。
  • 投入受取装置が標準で付属されています。
  • 基板をクランプして加工するため、ピッチ精度、残厚精度が安定します。
  • 面付けボードの状態でVカット加工が可能であり、外形プレス、ルーターを後工程で処理する事により、異形状へのVカット加工が可能となります。
  • カッターカバーの形状変更により集塵効率が大幅に向上しました。
  • Vカットの加工データをガーバーデータより変換する事が可能となりました(オプション)

機械仕様

対象ワークサイズ 最大:630mm(長さ)×630mm(幅) ※ワーク材質、形状により異なります。
最小:60mm(長さ)×60mm(幅)
板厚:0.3mm~3.2t
精  度 ピッチ:±0.03mm ピッチ平行度:±0.03mm 残厚:±0.04mm
Vカット可能エリア V溝に平行な基板端面より3mmを除く範囲
切断位置設定 数値入力による自動位置決め方式
機械能力 主軸回転数:max.10,000rpm.
切断速度:max.40m/min.
使用電源 3相AC/200/220V 20.5KVA/59.1A集塵装置込
使用エア 200Nl/min. 0.5MPa.(テクトロンパッド使用時は300Nl/min.)
機械外形寸法 2,700(W)×2,213(L)×2,090(H)mm(投入受取装置込
機械重量 約2,000kg